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FP技能士(ファイナンシャルプランナー)3級 実技試験 どれを選択?

3級試験では実技は選択科目となり自分が好きな科目を受験することができます。

FP3級の実技試験は、きんざいには「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」が、 日本FP協会には「資産設計提案業務」があり、合わせて3種類あります。

この3つの実技試験は、それぞれで試験内容が異なります。

きんざいの「個人資産相談業務」は、「ライフプランニングと資金計画」「金融資産運用」 「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業継承」の5科目が出題範囲となり、 FP3級の出題範囲の6つの分野のうち「リスク管理」が出題範囲外になります。

きんざいの「保険顧客資産相談業務」は、「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」 「タックスプランニング」「相続・事業継承」の4科目が試験の出題範囲になり、 6分野中「金融資産運用」と「不動産」の2科目が出題範囲外になります。

このように、FP3級の実技試験は、きんざいを選んだ場合、6分野中1、2科目ほど出題範囲が少なくなります。

一方、日本FP協会の「資産設計提案業務」は、「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」 「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業継承設」のすべてが出題範囲となっているため、 きんざいよりも学習範囲が広いのが特徴です。

選ぶ基準ですが、

まず、FP3級のきんざいの実技試験である「保険顧客資産相談業務」は、「保険の分野に特化した」試験です。 そのため、FP3級の実技試験の保険顧客資産相談業務は、保険の仕事をしている人など保険の分野に詳しくなりたい人が選ぶのに 適した実技試験であると言えるでしょう。 反対に、「保険に興味がない人」の場合には、保険顧客資産相談業務は適していないため、おすすめできません。

FP3級の実技試験の残りの2種類である、きんざいの「個人資産相談業務」と日本FP協会の「資産設計提案業務」は、どちらもほぼ 同じ受験者数であり、試験内容もほぼ同じです。そのため、どちらを選ぶかは、「過去問を解いて合格できそうな方」が 良いでしょう。

また、合格率もきんざいが約44%であるのに対し、日本FP協会は約80%となっています。

実際、日本FP協会よりもきんざいの方が「ひねりのあるひっかけ問題」が出る傾向があるのと、出題範囲が日本FP協会の6分野より も絞られているため、やや専門性が高くなります。

そのため、きんざいのFP3級の実技試験の方が、日本FP協会の実技試験よりも、問題の難易度が高い傾向があります。

このような理由から、FP3級の実技試験でどちらを選んだら良いかわからないという場合には、日本FP協会の「資産設計提案業務」 を選択することをおすすめします。
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